THE IDOL Re:M@STER 02 解説

THE IDOL Re:M@STER 02 の製作・収録にはいろんなことがありました。ここでは各曲の製作や収録にあたって苦労した点やエピソードなどを解説していきます。 まぁぶっちゃけると「俺に語らせろ!!」のコーナーです。物好きな方のみ見てってね。

本文テキスト…TakeponG 「横から口出し」…おがた

1. 太陽のジェラシー (VALCAN HOUSE REMIX) / 歌:Masaki

Expensive Noise製作「アイドル戦隊マスレンジャー」にゲスト参加したときに作った曲、 「太陽のバルカン」を今回改めてリミックスしたものです。 ヴォーカルパートはそのときの素材をそのまま加工して使っています。 といってもイントロはもちろん、テンポそのものや音色などかなり変えてあるので全く別のアレンジ曲として楽しめると思います。 マスレンジャーをお持ちの方は聞き比べてみると面白いかも。
アイマスのメインテーマ(クレジット投入後の曲)がイントロにありますが、これ本当は01のオープニングでやりたかったネタなんですよね。 02でやりのがす前に取り入れることができてよかったというべきか。

【収録】
そんなわけで今CD中一番最初に収録した歌ですね。 「あー」のコーラスなどは、収録前の段階では予定になかったので、スタジオに入ってからその場で作った記憶があります。

2. おはよう!! 朝ご飯 (MILKY PROTEIN MIX) / 歌:猫宮りん

テーマは「ミルクはたんぱく質」。もちろん性的な意味で、です。元の曲にさらにオバカなテイストを3割増しな感じでアレンジしました。
サウンド的には若干安っぽい感じで。SC-D70(Roland 88系音源)がいまだ現役ですよ。 生ギターは後から入れたものですが、いい感じに「何弾いてるかわからない」歪んだ音色で良いでしょ?

【収録】
01の「Here we go!!」に続く、汗臭い男声コーラスをフィーチャーした第2弾です。 Here we go!!よりもマイクに寄って収録したのでより一段と生々しいサウンドとなっています。
ハモリパートがかなり難しいものになってしまったらしく、りんさんとMasakiさんと協力して練習していたのが印象的でした。 それを聴いていた自分も、収録後みんなでメシを食っている間中もそのハモリパートだけが頭の中をずっと巡り続けて離れなかったという…。

【横から口出し(by おがた)】
うたのおねえさん的なりんさんヴォーカルが魅力的。 何で「ミルクはたんぱく質」で収録しなかったのかいまだに謎です(ぉ。
男声コーラスの完成度(キモさ)が01の時より上がっているんですが、このノウハウを次に活かすことはあるんだろうか、と(w。

3. エージェント夜を往く (SUPERIOR MIX) / 歌:Masaki

ちょむ工房的にはすでにレギュラーじゃないのかという勢いでゲスト参加していただいている、おなじみSilly Walkerのすぺらんかーさんのアレンジ。 もういかにも「すぺ!!!!」なサウンドです。 そんなわけでミックス名も「すぺりおーる みっくす」。いいのかそんな安直で。

【収録】
聴いていただければわかりますが、アレンジにしたがってかなりエネルギッシュな歌になっております。 Masakiさんもブースを出るころにはかなりヘロヘロになっていました。 3行ごとに区切って収録する「3行ルール(仮名)」が生み出されたのもこの歌。

4. 9:02pm (SPACE COLONY MIX) / 歌:猫宮りん

アレンジの方針的には、元を辿るとなつかしのアニメ、 某「トラチョコ」のOP「C.H.O.C.O.」がモチーフになっている ……ということはわざわざ言わないとわからないと思います。 初回のラフではもっとそれっぽかったのですけど、いまではほとんど形跡がないですね。
ちょうどPSUにハマっていた関係か知りませんが、 なぜかキラキラ系のシンセサウンドが入れたくなり、 どんどん宇宙的なイメージになったので、宇宙的なミックス名をつけました。 決して落ちてきたりはしませんw  後半は宇宙船が加速していくイメージですかね。……宇宙船?
それにしてもこの曲は耳コピがめちゃくちゃつらかったです…。 JAZZな曲はコードが複雑で困ります。 このアレンジもそれっぽく聞こえてくれていればよいのですけど。

【収録】
りんさんによる「好き」のセリフはもともとM@STER VERSIONにはないのですが、 どうしても入れたいというおがたんおよび私の思いにより実現しました、させました。 このセリフは別録りで、REC状態にしたまま適当にいろいろなパターンを試しながら言ってもらったんですが、 それを私はブースの外でニヤニヤしながら駄目出ししてました。 おかげで出来たこの3分間ひたすら「好き」を言い続けるWAVファイルは大事にとってあります(ぉ
実際にミックスする際は、宇宙的なイメージが固まってから、無線の会話をイメージしたサウンドに仕上げました。 ちょうどよいことに「SPACEMAN」というフリーVSTがありまして、これを使ってみたらバッチリハマった、というわけです。 ネタのつもりでインストールしておいたのに、こういった形で役に立つとは思ってもみなかったです。

【横から口出し(by おがた)】
TakeponGさん苦戦してたなー、という印象です。俺の手元にあるバージョン違いのMP3ファイルの数はこの曲のものが最多です。
初期のものはかなりトラチョコな音だったんですが、時間とともに彼の音に変化していく様が面白かったです。
なお、一連のりんさんヴォーカル曲の中で俺が一番好きな曲はこれ。

5. 蒼い鳥 (ALF LAYLA WA LAYLA MIX) / 歌:Masaki
これも某アニメのBGMがモチーフになっています。 これはわかりやすいのでわざわざ言わなくてもわかるかな。
個人的にあまりやらないタイプのアレンジなので、今回は打ち込んでいて楽しかったですね。 ループ素材やVSTなど、いろいろ盛り込んであります。
最初はただのピアノソロにボーカルをのせるだけのつもりで作っていたので、 ピアノだけがやたら作りこんであります。完成ミックスではあんまりよく聞こえないのが残念。
また曲順的に言って、すぐ後ろには能天気なイントロで始まるワンダーモモがひかえていますので、 アルバム的なまとまりを考えて、ラストにはピアノソロを挟みました。 「ここまでがアイマスアレンジだよーここから先はおまけだよー」感が出てくれればよいかと。

【収録】
この曲にはコーラスがないので収録は割とすんなり行きました。 元の曲より全音キーが下げてある以外は特にこれといったことはしておらず指示もしていません。 Masakiさんの本来の色・歌唱力を堪能できる一曲になっているんではないでしょうか。
ちなみに某イベントのライブ用CDでもMasakiさんが蒼い鳥を歌っており、収録はそちらのほうが先だったのですが、 2つの曲で同じ箇所の耳コピが間違っているという指摘をされてしまいました……屈ッ!(もちろん完成版では直ってます)

【横から口出し(by おがた)】
ご存知の方もいるかと思いますが「ALF LAYLA WA LAYLA」とは「千夜一夜物語」のアラビア語原題です。 アレンジャーにそういう意識があったかは分かりませんが、どこかエキゾチックな夜を感じるトラックに なっていたのでこのMIX名を提案しました。 Masakiさんに「ロマンチストですね」と言われました。ああそうだよ!!悪いか!!(ぉ

6. ワンダーモモ (NI-KO-TA-MA MIX)(ボーナストラック)/ 歌:猫宮りん & Masaki
ナムコのアイドルものということでムリヤリ持ってきたワンダーモモです。 しかもナムコゲームグラフティVol.2に収録されているバージョンです。 やっぱり「地球の平和を守るため」じゃないと。
もともと今回のボーカル2人、りんさんとMasakiさんのキャラの違いを生かした 曲を歌わせたいなと以前から思っており、今回の題材はまさにうってつけでした。
後に「太鼓の達人」用にモモーイ+manzoによる「ワンダーモモーイ」がリリースされましたが、 歌詞もアレンジも全く違う別の曲になっていました。 あれはあれで良い曲ではありますが、やはり saitama retro レーベルを持つちょむ工房的には オリジナルを尊重する方針で行きたいということになりました。つかモモーイはアイマスには関係ないし。
そんなわけで「がんばりまーす」「へんしーんうおおおやったー」など、 ポイントをしっかり押さえたアレンジにするよう心がけました。 もちろん「どうもありがと」も外せません。
ちなみにミックス名の「ニコタマmix」というのは、 ワンダーエッグがかつてあった場所が二子玉川だったからです。 ワンダーモモ→ワンダーエッグ→ニコタマという安直な流れ。
ギターはがんばって自分で弾きました。 ソロも弾けたらもっとよかったんですけどねぇ…

【収録】
この曲の収録は楽しかったですね。 最後の曲ということでいろいろ好き放題やりました。
りんさんはどちらかというとお姉さん的な声の持ち主で、今回最後の曲にして初めて萌えボイスに挑戦して頂いたのですが、 最初にブースから聞こえてきた声を聞いたときは、反射的に激しくうなずいた記憶がありますw  よし! これでファン数アップだ!!(何
またMasakiさんのシャウトの収録なんかは、「Masakiさんのマジ怒鳴りキター!」といったかんじです。 「Fighting girl」と叫んでいるはずなんですが、一部の人には「マジンゴー!」に聞こえるそうです…。
またりんさんの「ワンダーリング!」などのセリフを収録するとき、 エンジニアさん、ブースにマイク2本立てて「しゃべりながら右から左に動いてみてください」。 そんなところでステレオ収録か!! いやまぁ、実際のミックスではモノラル音声でパン動かしましたけどね。
またこの曲の最後には「合唱」が入っています。 その場いた全員、つまり女性2人とすぺさんと私の4人なわけですが、 やはり合唱が入るとなにか違いますね。 ビートルズばりのLove & Peaceな匂いがしてきますね。
ちなみにこの曲、ボーカルに1オクターブ半の音域が必要でして、 普通の人にとっては歌うのはかなり難しいと思われます。 原曲のボーカルの人はよく歌えてるよな~とか改めて思ったり。

【横から口出し(by おがた)】
「Fighting girl!!」が格好よすぎます。Masakiさんグッジョブ。
「わーんだりんぐ!」「じゃーんぴんきっく!!」が可愛すぎます。りんさんグッジョブ。
実は「ワンダーモモを収録する」というのは企画最初期から出ていた話なのですが、 時間的制約などなどで一度白紙になっていたんです。いやはや、今回ちゃんと収録されて本当に良かったと思います。
しっかし、代表のギターが急に上手くなったので何があったのかと思ったら…。ひたすらこれ弾いてたわけね。

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