[連載]超初心者向け初音ミクDTM講座

第2章 ドキドキ調教入門

第1回 操作方法の確認

いよいよVOCALOID2 Editorを起動して、ミクに歌って貰う段階にやってきました。 まずはVOCALOID2 Editorの基本的な操作を復習してみましょう。

インストール

 

VOCALOID2のインストール手順はマニュアルに書いてあるのでここでは省きます。 アクティベーションも済ませましょう。

後日でも良いですが「ライセンス登録」は忘れないようにしましょう。

アクティベーションには回数制限があります。使っているパソコンを買い換えたり パーツの入れ替えなどを頻繁に行う方は、じきにアクティベーション制限回数に 達します。 制限回数はクリプトンにメールで連絡すれば延長して貰えるそうですが、 ライセンス登録を忘れていると応対してくれませんので気をつけましょう。 私はMEIKOでこの事態に陥り、ライセンスIDも紛失したために買い直すハメになりました…(涙

インストール後、起動前にとりあえずすべき事としてアップデートがあります。 公式サイトからアップデータをダウンロードしてきて実行しましょう。

基本操作の確認

さて起動します。 このタイトル画面(スプラッシュスクリーンといいます)は一定時間経つと消えますが、 クリックしても消えます。 べ、別にローディング中でもなんでもないんだから!

エディタが起動しました。 このしましまが「ピアノロール」です。ピアノの鍵盤を横にしたような形になっています。 上に行くほど音は高く、下に行くほど音は低くなります。 時間軸は右に伸びており、右に進むほど時間の経過を表しています。


いじるまえに「表示」メニューの「グリッドライン」をONにしておきましょう。 音符を置ける間隔が目に見えるようになります。

また、この間隔はLENGTH/QUANTIZEで設定できます。 たとえばQUANTIZEを32分音符(1/32)を指定しておくと、 32分音符の間隔ごとに音符が置ける(動かせる)ようになり、 LENGTHを32分音符(1/32)を指定しておくと、 32分音符の間隔ごとに音符の長さを調整できます。 よくわからないと思いますがとりあえず1/32に設定しておきます。

ピアノロールの左端の鍵盤をクリックするとその高さの声が出ます。 「あー」


ボタン(右クリックでも選択できます)から鉛筆ツールを選んで、 適当にマウスをドラッグさせると棒が書けます。 この棒一つ一つが音符の代わりになります。 棒の位置が音の高さとタイミング、棒の長さが音の長さになっています。 以下、この棒を「ノート(英語で音符の意味)」と呼びます。

再生ボタンかスペースキーで再生できます。 「あーあーあー」

なお、音が縦に重なっているとエラーが出て鳴りません。 基本的に人間の声はいっぺんに二つの音程を出せませんからね。 なので初音ミクにはモンゴルの唱法「ホーミー」等を歌わせることは……ムリだよねたぶん?

歌詞を入力します。ノート(ノートの下の波線ではありませんよ)をダブルクリックすると歌詞が入力できる状態になります。

はい、ここで注意点です。 ひとつのノートには原則一つの「かな」しか入力できません。 この状態で入力できるのは

くらいです。 ミクはそれ以外の記号や漢字は読めないので、入力されても適当に「あー」とかいってごまかします。

なお、これらの制限はあくまで「原則」です。ある方法を使えば、 ひとつのノートに複数の発音をさせたり、あいうえおの五十音以外の発音をさせたりできます。それはまた後ほど。

ノートから次のノートにうつるにはTABボタンを押します。

ノート一つ一つではなく複数一気に入力する方法もあります。 入力を始めたいノートを右クリックして「歌詞の流し込み」を行います。

テキストボックスに歌詞を入力します。 ここでも入力できるのはまた「ひらがな」「カタカナ」「ー」に限定されており、 ミクが読めない文字は同じく「あー」でごまかされますので注意しましょう。

なお置かれているノートと文字の数が合わない場合ですが、歌詞の文字数が少ない場合は途中まで入力され、 歌詞の文字が多すぎる場合はメッセージが出た後、余った分の歌詞が切り落とされます。

作業中のファイルの保存は「ファイル」メニューから「保存」です。まぁこれは特に説明の必要はないですね。 同じく読み込みは「ファイル」メニューの「読み込み」です。

あとでDAWでミックスするためには、歌声をWAV形式で吐き出させる必要があります。
ミク「ぐぇぇ~」
あ、「吐き出す」というのはDTM(というよりはパソコン)用語で、 作業中のデータを別の形式でファイルに出力することを言います。割と一般的に使われていると思います。

ファイルメニューより「書き出し」→「Wave」で可能です。


打ち込んだノートの長さを変更するには、 鉛筆ツールでノートのお尻をつかんでドラッグします。

ノートそのものをドラッグして移動させることもできます。



右クリックメニューからポインターを選択し、複数ノートを選択した状態で…

まとめて移動させることもできます。


まとめて音符の長さを調整することもできます。


あとは右クリックで消しゴムを選択すれば、クリックしたノートを削除することができます。 これは特に説明の必要はありませんね。

 

基本的な操作は確認できましたか? では次は調教の準備に取りかかります。

[歌がブツブツ切れる場合]……パソコンのスペックが十分に足りていないとミクは歌いながらぶつぶつと文句をいいはじめます(?)。 その場合はとりあえず「設定」→「プリファレンス」→「オーディオの設定」で「バッファーサイズ」の数値を大きくとってみましょう。 再生までに時間がかかるようになりますが、とりあえず多少は安定します。 それでも駄目な場合は…パソコンを買い換えたほうがよさそうです。

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