まず素材をダウンロードしてください。今回の素材はこちら↓。 なんだか聴いたことある曲ですね!
ヴォーカルとコーラスの頭にはかなり長い時間「無音」が入ってますが その意味はあとでわかります。

REAPERを起動して、これら3つのファイルをマウスでドラッグ&ドロップして放り込みます。 3ついっぺんにはいけないようなので一つずつ放り込みます。 MP3形式のままでOKです。
マウスで位置を動かせますが、今回はとりあえず左端に合わせます。もちろん3つともです。 それぞれのファイルは重ねたりしないで、3つが縦に並ぶようにしてください。

テンポ(曲の速さ)を変更します。画面のやや右下に「BPM」という入力欄が ありますが、ここでテンポを指定します。120.000になっているはずなので、 これをこの曲のテンポである180に変更してください。 180とだけ入力すれば良いですが180.000と入れても同じです。 市販の曲だとこのテンポを探るのが面倒だったりするのだなぁ…
[テンポの数値って何なの?] …… 1分間に4分音符がいくつ鳴るかを表しています。 BPMとはBeat Per Minute の略で、「1分間の拍の数」というそのまんまの意味です。 120BPMだと1分間(60秒)に120回鳴ります。ということは1拍0.5秒=2拍で1秒ということですね。
ついでに、その行の右端にある「Time」となっているコンボボックスを 「measures」に変更してください。 Timeは実時間、measuresは「小節」の意味です。

再生されるか確認してみましょう。
行の左にある三角ボタンをクリックすると再生します。スペースキーを押しても同じです。 再生されない場合は、出力デバイスに問題がありそうです。「オプション」→ 「設定」→「Audio Device」で「再生デバイス」の内容を確認してください。 それでもだめな場合は、デバイスドライバかハードウェアの問題か…。 話が逸れてくるのでここでは深く解説しません。 誰かパソコンに詳しい友人に訊いて下さいw
再生された場合は、ちゃんと曲とボーカル、コーラスのタイミングが 合っていることを確認してください。ファイルの頭の無音時間は、 このタイミングを合わせるためのものだったのです。
もう一回スペースを押すか、■ボタンをクリックすると停止します。 左端の三角を押すか、HOMEキー(Wキーでも可)を押すと先頭に巻き戻します。 このへんは特に悩むところはないですよね。
スクロールバーの端の2重になっているところを左右にいじるか、 スクロールバーの右端の+/-ボタンを押すと、曲全体をズームイン/アウトすることができます。 これは縦スクロールバーでも同じです。

さて、ここで画面の解説です。
このファイルが並んでいるそれぞれの行を「トラック」といいます。 いま三つの行が並ぶようにしましたので「3トラック」使用しています。
ひとつひとつにつまみがついてますよね? これを「フェーダー」といいます。 大きいツマミはボリューム(音量)を、 小さいツマミは「パン」(定位:音が鳴る左右の位置)をそれぞれ変更できます。 曲を鳴らしながら好き勝手にいじってみて下さい。 ボリュームを上げるときはヘッドフォンの音量に注意! 元に戻すときはフェーダをダブルクリックすれば戻ります。
またトラックについている「立入禁止マーク」みたいなのを押すと そのトラックをOFFにできます。これを「ミュート」といいます。 ビックリマーク(!)を押すと、それ以外のトラックを全てミュートさせて そのトラックのみを聴くことができます。 これを「ソロ」といいます。
波形が書かれている一つ一つのかたまりをリージョンといいます。 今はファイルの内容がそのままリージョンの内容となっています。
波形の上に乗っているタテのラインがカーソルで、再生位置を示しています。 曲の途中から聞きたいときは適当な位置をクリックすればそこに飛びます。
ウィンドウ下半分にはミキサーが表示されています(「表示」メニューからOFFにすることもできます)。 配置が多少違っている以外は、上と内容はほぼ同じです。 トラックごとに音の大きさを示す「ボリュームメーター(ピークメーター)」が表示されているので、 音量の調整などがやりやすいでしょう。
[上と下でトラックの数が違うようですが?] …… ミキサー部には左端に「MASTER」トラックが追加されています。 MASTERとはマスタートラックで、「すべてのトラックがミックスされた状態を示すトラック」です。 つまり曲を流したとき、今耳元に聞こえている音に一番近い音を、このメーターが表示しているわけですね。 上部では現在表示されていませんが、 メニューの「表示」→「マスタートラック」にチェックを入れると、上部でも表示させることができます。 後ほど活用しますので今はそんなに気にしないでおいてください。 またマスタートラックを削除することはできません。
今回の素材はとりあえずならべただけでもそれなりに聴けるようにはしてありますが、 聴いていてなにか足りないと思うと思います。
このボーカルにはリバーブ(残響音)がないのです。 また、全体的に音が小さく感じると思います。
ので次回以降ではこれらをどうにかしていきましょう。